2009-01-01から1年間の記事一覧

イリノイ州はシカゴ、Soma Electric Studioからたゆたうようにのっそりのっそり四本足で出てきた亀吉御一行様ことTortoiseのライブに行ってきました。会場となるStall 6(シュタール・ゼクス:スイスドイツ語だと、シュタール“ザヒス”)の場所は家から歩いて…

依然約束事は死守されてきたわけなのですが、いったんその約束事を破ってしまうと、俄然おかしくなってしまうのは本当のことで、その約束事というのは、まったくもって大したことないのですが、「スイスではCDを買わないこと」だったのです。だった、と書い…

語学クラスで誰かが欠席だったりすると私はその人の分のプリントを取っておいて後で渡すのですが、Yehuditさんが長い休暇で欠席だったときにその時にもらったプリントをまとめて郵便で送って、その後、久しぶりに彼女が学校にやってきたとき、ものすごい嬉し…

同じ語学のクラスにはメリケン出身でピラートゥスの先生でもある女性、名前はLisaと言いますが、Lisa主宰のハロウィーン・パーティに呼ばれて行ってきました。夫の人はちょっと色々と忙しくて行くことが出来ないのでわたしひとりでのそのそと。ちなみに、ス…

プロゴルファーれいこ、祈りっ子、ウィル子、というわけで、うちから歩いて数分のところにある会場へ、Wilcoのライブに行ってきました。わたしのアイ・チューンズにWilcoのアルバムはYankee Hotel Foxtrotのみ入っていますが、思わず微笑んでしまうずんぐり…

Limmat川沿いのイノシシとヤギは気になる存在です。何度観察しに行っても飽きません。特にヤギはハインキング途中でよく遭遇するごとにどんどん気になって気になって、どうしたものかとこのKIMOCHI。あの口元、あの黒目の視線の定まらない様子、わたしここに…

同じ語学学校のタイ出身のヌーさんのおかげで、スイスに来て覚えた料理というのがスイス料理よりもタイ料理の比重が多くなってきました。そして辛い食べ物にも慣れてきて、最初は青パパイヤのサラダ、その名もソムタムに入れるチリ1個(with 種)だったのが…

Der Himmel ist blau. Der See ist auch blau. Zwischen diesen Farben man sieht, dass die Schw&aumlne schweben. Der Schwan ist aber ganz weiss. Nur er weiss. 空はあおく 湖もまたあおい このあおの狭間で 白鳥は漂う 白鳥はましろく それは彼だけが…

AmyさんとYvonneさん、わたしはマンデルとで二手に分かれて行動する。マンデルはとある写真家(名前を失念)の本を持っていて、その人が辿ったであろう道を散歩するというのでわたしはそれについていく。二人とも小道をぷらぷら歩くのが好きなので、パリの小…

2日目。朝起きてホテルの受付の女性に「夜に、戻ります。」というのを起きぬけに電子辞書で調べたフランス語でいうと、見事にフランス語で返答があり、夜は違う人がここにいるけど、わかったわ、というような内容だったとしか思えないので、「ヤー、メルシー…

すべての旅行が終わりふと気づいたらスイスはもう秋になってしまっていた。あの悪名高きマロニエの木々がその実をたわわと実らせいつ何時か落ちんといったようそうで外皮のイガイガに磨きをかけております。これからは時系列を逆にして、つい最近行った旅行…

1859年の8月18日にTurgi(トゥルギ)-Koblenz(コブレンツ)- Waldshut(ヴァルトシュット)間の鉄道が開通したんだそうです。今年は150周年という節目の年、それでその当時に走っていた蒸気機関車、今はスイス国鉄の博物館に展示されている機関車に乗れると…

Bom dia! Como esta a senhora e o senhor? というわけで、帰ってきたらスイスも暑かったのですが、さらに太陽を求めて、魚介を求めて、ポルトガルに行ってきました。魔女の宅急便はポルトガルはポルトガルでもリスボン。そしてリスボンはリスボンでもアルフ…

食べ物に関する買物は、ほとんどすべて朝市で済ませているので食の話となると朝市の話ばかりになるので恐縮しきりなのですが、7月に入ると朝市にまるで濃いルビーのようで黒曜石のようで法令線や目じりしわなんてものは全くなくつやつやとした丸い物体があふ…

つい先日、近所の緑地で頻繁に開かれている無料のライブの一つで、Palkomuski(パルコムスキー)という名のジプシー音楽とポルカが混ざったグループの素敵な無料のライブを聴きに行き、何とも言えないおっちゃん臭が漂うそして哀愁も漂う音に家から持参した…

8月1日はスイスの建国記念日です。私たちはその日はチューリッヒから脱出してLenzburg(レンツブルク)からトラムのような列車に乗って、Beinwil am See(バインヴィル・アム・ゼー)からMosen(モーゼン)までのHallwiler See(ハルヴィレール・ゼー)をほ…

スイスで会話されるドイツ語はいわゆる標準ドイツ語ではなくて、Schweizerdeutsch(シュヴァイツァードイチュ)であり、スイス・ドイツ語というのだが、これもまたスイス・ドイツ語でいうと、Schwyzerd&uumltsch(シュビッチャーデュチュ)というのである。…

今、語学学校は夏休みなのであるが、夏休みに入る最後の授業の帰りに、イェユーディット(イスラエル出身の50代の女性)が、「Wiedikon(ヴィーディコン)にあるお店に買い物に行くんだけど、あなたの帰る方向もこっち?」「そうよ。」というわけで一緒に歩…

先週は夫の人が仕事でLuxemburg(ルクセンブルク)大公国に行ってしまって、一週間独り身だったので、Z&uumlrichで一番高いところUetliberg(ユートリベルク)に登ってみっか、と汗だらだらで登ってみたり(家からてっぺんまで歩いて2時間程度でした)、Kuns…

父親はスイス出発前日に某地元チーム対隣の県のチームのサッカーの試合を見てやってきたせいなのか、その、サッカーを観戦するという気持ちをここまで背中に抱えてきたようで、ホテルのチェックインまでまだまだ時間があったので、空港から直接、私たちのア…

「くちぶっえはなっぜーとおくまっできこえるの〜」から「クララのバカー」と叫ぶところまでこんにちは、ハイジの村といわれるMaienfeld(マイエンフェルト)に行きました。Z&uumlrichからChur(クール)方面に向かう列車に乗り、Sargans(ザルガンス)かBad…

Melanie&Damienが発音したときに私の耳には「ジュニィーヴァ」と聞こえるのであって、最初はスイスに住み始めたときの慣れない外国語の聞き取りでイタリアのジェノバ?と勘違いするくらいの微妙な発音の場所、そしてドイツ語では「Genf(ゲンフ)」と呼ぶ「G…

いやはや日にちが開いてしまいました。私の両親がスイスに単独で旅行に来ていたので、現地添乗員としてなんやらかんやらと働いておりました。山好きの人なら知らない人はいないであろうMatterhorn(マッターホルン)のお膝元Zermatt(ツェルマット)に2泊し…

初めてロマンスグレーのおかっぱ頭のアイリーンさんにお会いしたのは去年の今頃で、去年の2月頃に彼女の名前を知り、今年の3月くらいに、驚くことにうちの近所では会ったことはないのに、うちと同じ通りに住んでいるということを知り、1年かかってようやくメ…

4月の終わりか5月の終わりだったでしょうか。語学学校で同じクラスのタイ出身のNuさん(タイランドでは本名のほかにニックネームを別に持っているんだそうです。Nuさんの本名には一つもNuという発音はないのですが、NuさんはNuさんです。夫の人の実家の犬も…

こっちに住むことが決まった時に、あることができればなあ、とすこしばかり妄想しており、それは方言の「よかよー」を教えることでした。「よかよー」と言えば「いいよ」の意味になるし、「よかよか」と二度言えば「結構ですよ」とか「気にしないで」という…

Krakowから、全く車内放送のない(日本の車内放送が親切すぎるのかどうなのかとも思うが)、停車するときはガコンと頭が椅子の背にぶつかるくらいの急停止で、かつ扉は急に開き、閉まるまではあっという間の数秒でがーっとしまる。誰か挟まってしまう人はい…

Z&uumlrich(チューリッヒ)からWarszawa(ワルシャワ)空港で乗り継いで、プロペラ機に乗り込みKrakow Balice(クラクフ・バリツェ)空港へ。Polska(ポーランド)のすべてのトイレがどうかは知らないけれど、”トイレ・女”の表示の扉を開ける、ちょっと空間…

私にとってはMatterhorn(マッターホルン)のような孤高の存在であり、料理に対する姿勢がまるで研究者かつ職人のようであり、シンプルなんだけれどもその料理過程を考えるにうーんと唸らされるものを記録されているとあるブログ(私だけのヒミツ)、と、夫…

Brugg(ブルック)はWindisch(ヴィンディッシュ)で開催されたR&oumlmertag(ローマーターク)へPeter一家に誘われて行ってきた。Windisch、ラテン語でいうところのVindonissa(ヴィンドニッサ)という地区は、ローマ帝国時代、大規模なローマ軍の宿営地が…