AmyさんとYvonneさん、わたしはマンデルとで二手に分かれて行動する。マンデルはとある写真家(名前を失念)の本を持っていて、その人が辿ったであろう道を散歩するというのでわたしはそれについていく。二人とも小道をぷらぷら歩くのが好きなので、パリの小…

2日目。朝起きてホテルの受付の女性に「夜に、戻ります。」というのを起きぬけに電子辞書で調べたフランス語でいうと、見事にフランス語で返答があり、夜は違う人がここにいるけど、わかったわ、というような内容だったとしか思えないので、「ヤー、メルシー…

すべての旅行が終わりふと気づいたらスイスはもう秋になってしまっていた。あの悪名高きマロニエの木々がその実をたわわと実らせいつ何時か落ちんといったようそうで外皮のイガイガに磨きをかけております。これからは時系列を逆にして、つい最近行った旅行…

Bom dia! Como esta a senhora e o senhor? というわけで、帰ってきたらスイスも暑かったのですが、さらに太陽を求めて、魚介を求めて、ポルトガルに行ってきました。魔女の宅急便はポルトガルはポルトガルでもリスボン。そしてリスボンはリスボンでもアルフ…

先週は夫の人が仕事でLuxemburg(ルクセンブルク)大公国に行ってしまって、一週間独り身だったので、Z&uumlrichで一番高いところUetliberg(ユートリベルク)に登ってみっか、と汗だらだらで登ってみたり(家からてっぺんまで歩いて2時間程度でした)、Kuns…

父親はスイス出発前日に某地元チーム対隣の県のチームのサッカーの試合を見てやってきたせいなのか、その、サッカーを観戦するという気持ちをここまで背中に抱えてきたようで、ホテルのチェックインまでまだまだ時間があったので、空港から直接、私たちのア…

「くちぶっえはなっぜーとおくまっできこえるの〜」から「クララのバカー」と叫ぶところまでこんにちは、ハイジの村といわれるMaienfeld(マイエンフェルト)に行きました。Z&uumlrichからChur(クール)方面に向かう列車に乗り、Sargans(ザルガンス)かBad…

Melanie&Damienが発音したときに私の耳には「ジュニィーヴァ」と聞こえるのであって、最初はスイスに住み始めたときの慣れない外国語の聞き取りでイタリアのジェノバ?と勘違いするくらいの微妙な発音の場所、そしてドイツ語では「Genf(ゲンフ)」と呼ぶ「G…

いやはや日にちが開いてしまいました。私の両親がスイスに単独で旅行に来ていたので、現地添乗員としてなんやらかんやらと働いておりました。山好きの人なら知らない人はいないであろうMatterhorn(マッターホルン)のお膝元Zermatt(ツェルマット)に2泊し…

Krakowから、全く車内放送のない(日本の車内放送が親切すぎるのかどうなのかとも思うが)、停車するときはガコンと頭が椅子の背にぶつかるくらいの急停止で、かつ扉は急に開き、閉まるまではあっという間の数秒でがーっとしまる。誰か挟まってしまう人はい…

Z&uumlrich(チューリッヒ)からWarszawa(ワルシャワ)空港で乗り継いで、プロペラ機に乗り込みKrakow Balice(クラクフ・バリツェ)空港へ。Polska(ポーランド)のすべてのトイレがどうかは知らないけれど、”トイレ・女”の表示の扉を開ける、ちょっと空間…

京都を去り、夫の人のおばあちゃん(おばあちゃんの手作りお味噌は最高です)宅、そして夫の人の実家へ向かう。なんせ、わたしたちは結婚と同時に日本をえいやと飛び出してきたので、この国には私たち二人が生活を営む家はなく、それでなければお互いの実家…

3月24日から4月10日まで一時帰国をしておりました。事前情報として、日本は日中の気温が20度まで上がる日もあるんだということを頭に入れていたので、私たちの魔法の絨毯の役目を果たす情熱的に真っ赤ででっかいSamsoniteのスーツケースには、どんだけ日本の…

つづき。はたまたJungfraujoch(ユングフラウヨッホ)からKleine Scheidegg(クライネ・シャイデック:2061m)まで登山列車で下り、Kleine ScheideggからユースホステルのあるGrindelwald(グリンデヴァルト)の隣の駅、Grund(グルント:943m)まで、そりで…

この日は雲ひとつない快晴。冬のスイスの天気はどんより曇り空が続くことが多く、毎朝、部屋の窓から外を見て、今日は散歩ができるだろうか、とか、今日は走れるだろうか、とか、まるで散歩を待つ犬のような気分の毎日であるが、今日、この日に限っては耳の…

夫の人のラボのスキー旅行でEiger(アイガー:3970m)、 M&oumlnch(メンヒ:4099m)、Jungfrau(ユングフラウ:4158m)のお膝元、Grindelwald(グリンデルヴァルト)に行きました。ラボの人たちの中で、ウェアをレンタルしている人は誰もいませんでした。それ…

帰宅の途。 BolognaからMilanoまではEuro Star AV。MilanoからZ&uumlrichまではCIS(Cisalpino)という、日本でイタリアやらスイスのガイドブックを買うとその列車のページで多分に紹介されているであろうと思われ、同時に「スイスとイタリアを短時間で結ぶ…

Bolognaから普通列車のようなものに乗って北へ2時間。この日は12月の31日とあってか、列車内の若者グループはシャンパンを開けており、開くなり「ブラぁヴォ、ブラぁヴォ」と言っておられた。This is Italy!さて、Padova(パドヴァ)。大学街はきっと楽しい…

スイスの鉄道に乗っていると車窓から見える風景は緑であり丘でありそしてなんといっても牛やら羊やら山羊やらの姿である。最初のころは牛やら羊やら山羊やら、たまに馬だ、と新鮮だったのですがそれがデフォルトになってしまっている今、BolognaからMilanoへ…

Bolognaには2本の塔がそびえ立っている。Torre GarisendaとTorre Asinelli(トッレやらアシネッリやら発音が面白い)。イタリアで、と言わずとも、斜塔と言えば、パブロフの犬のようにピサの斜塔が浮かんでくるかと思うのであるが、ここBolognaにも斜塔があ…

BolognaまではCity Night Lineという寝台列車に乗った。私は寝台列車に乗るのが初めてなのだが、これって別に特段安いというわけはない。列車料金プラス宿泊代イコール寝台列車料金と考えてよいのではないであろうか。私は寝台列車に乗ることも初めてだった…

明けましておめでとうございます。皆様におかれましてもよき年でありますように。 年末から新年にかけイタリアはボローニャに滞在しておりましたが、イタリアの、とくにミラノで宗教的な意味合いではない洗礼を受け、キーとなったりもしましたが、大変楽しく…