プロゴルファーれいこ、祈りっ子、ウィル子、というわけで、うちから歩いて数分のところにある会場へ、Wilcoのライブに行ってきました。わたしのアイ・チューンズにWilcoのアルバムはYankee Hotel Foxtrotのみ入っていますが、思わず微笑んでしまうずんぐりむっくりのJeff Tweedyがこのアルバムの編集時に吐きながら作ったという逸話もあるだけありまして、今回のライブでも半分くらいはこのアルバムからの曲を演奏しておられました。曲と曲の間には、「僕たちは5年前にもここに来たんだけどね、たぶん君たちいなかったでしょ?ほら、サッカーの試合でも見てたんじゃない?」とか、「ドイツのライブの方がよくできたかな?わかんないけどね。でも君たちもうお金払っちゃったかねーふひひ」などとドイツとスイスの微妙な関係を突っつくような発言もなさっておりました。ふひひ。Jesus, etcの曲の時は、観客みんなで歌っておりました。すごい記憶力。というかJeffさんはマイクから遠ざかっていたので、信頼しているんだなあ、と思いました。半分以上は観客だけで歌っていましたよ。というか、1曲丸々みんな歌っていました。それでまたJeffさんがおっしゃるのです。「この曲をドイツでしたときは、最初だけ歌っていたけどあとは鼻歌だったもんねえ、ははは。」と、これまた。音響がとても素晴らしく、まるでギターのそばにいて、その弦の弾く音さえも聞こえてくるようなそんなうっとりする空間となっておりました。あとは、やはり、、やはりなのか、Yankee hotel Foxtrotの曲の時は、結構な人がライターを点火するなり、マッチを擦るなりして手を上げで火を灯していました。アンコール2回の計3時間、素敵な旅でした。

どなたかが撮っていたのを見つけたので。