同じ語学のクラスにはメリケン出身でピラートゥスの先生でもある女性、名前はLisaと言いますが、Lisa主宰のハロウィーン・パーティに呼ばれて行ってきました。夫の人はちょっと色々と忙しくて行くことが出来ないのでわたしひとりでのそのそと。ちなみに、スイスではハロウィーンを祝う?祭る?習慣は、わたしにドイツ語を教えてくれているAnjaさんが子供のころはなくて、ここ数年くらいでメリケンから入ってきたイベントなのだそうです。商業主義すぎてあまりすきではない、というスイスの人も結構います。わたしはどっちでもいいので呼ばれたら行ってみっか、という受け入れ態勢で常々過ごしています。

さて、Lisaからの招待状には、仮装をしてきてねと書いてあったのでパーティーまであと3日、果てどうしたものか、と無い脳みそをこねくり回して、ああ、ヤーパンならではのものがあったわと思いだしましたよ、ORIGAMI、オリィガミィ。そらで折れるものは鶴ですが、それ以外はネット上の折り紙サイトを閲覧しまして、作成いたしました。ジャック・オー・ランタン、ガイコツ、魔女、おばけをひもでつなげて頸飾りにし、小さい折り紙でジャック・オー・ランタンをたくさんおりまして、ところどころにガイコツやおばけを挟み、円形に形成しまして頭の上に乗っけて行きました。折り紙を折っている最中にほかのことを考えていると知らぬ間に鶴を折ってしまっているということも何度かあり、そのたびに三つ子の魂百までですのうと自分に驚きながら軌道修正しつつせっせとおりました。さて、服装はと言うと、まあ、普段も黒い服ばっかり着ているので、魔女っぽく、わたしにとっての清水の大舞台コートは襟と言い形と言い魔女のようなので、それなりに仮装はできたかな、、、と思っていました。しかしながら、気合の度合いが違いました。でも、オリィガミィは評判良かったので、よしとしましょう。パーティーでは、ジャック・オー・ランタンを彫ったり、足首に風船をつけて割りあったり、食べたり飲んだり、と夜は更けていくのでした。


 衣装がよくお似合いで。
 この日だけ女装なのかどうなのかどうなのか。
 わたしたちのグループは真ん中のを彫りました。
 風船割り
 とても真剣です。