先月、ChristophとLiviaの家でのディナーに招待を受けたので、今回はうちでのディナーに招待をした。実のところ、私たちが住んでいるアパートメントは、Christophの兄弟であるところのJanが住んでいたのであり、銀行員であるJanが転勤となるため、ちょうど部屋が空くというわけで私たちが住めることになったというのである。そしてJanからはソファーを譲り受け、私たちが初めてアパートメントに入った時はJanからのソファーだけがでんと鎮座ましましていたのであった。

ChristophとLiviaの話
・Christophのお父さんが大阪万博に行こうとしたところ、その当時、だれも行く人がおらず、航空会社曰く、あなたのために飛行機をチャーターしなければいけない、と、しかも片道7000CHF(当時)かかるとのこと。Christophの父親は銀行員であるので、その手広いコネクションを生かしてあらゆる人に万博に行かないかと誘ったところ、案ずることなかれ、なんのことはない、飛行機が満席となる。航空会社の人にすごくすごく感謝され、結果、Christophのお父さんはただで飛行機に乗れて、滞在費もただになったのだそう。素晴らしい。
・何の野菜かはわからなかったけれど、すごく特別な野菜があるらしく、年に2回しか手に入れることができず、しかも、生産量もものすごく少ないので、許可証を持っている人しか買うことができないものがあるらしい。WinterthurとSchaffhausenの間のところ。
・日曜日にWinterthurのKyburg(お城)に行く予定なんだと話すと、Lybiaの叔母がそこで働いているとのこと。
・Bern州でのみ続いている伝統的なスポーツがある。特殊なヘルメットをかぶって、棒(たぶんやわらかいもの)で戦うのだそうだ。

ChristophもLiviaも料理も一度にお皿をたくさん並べて出すという日本の様式がいたくお気に入りのようで、前菜に出したものは「ライト・ミール」で好きだ、と言っていた。

記録のため食べた物の内容
Apero
・アボカドとFeta(つまようじで刺しておく)
・Kohlrabiとスモークサーモン(つまようじで刺しておく)
→Kohlrabiは薄い緑の厚い皮におおわれた蕪の形をしたもの、皮をむけば蕪である。実のところは、キャベツの仲間らしいが、味は蕪と一緒でクリーミーである。
・スモークサーモンのてまり寿司(ご飯には胡麻も混ぜる)
・卵焼き

Dinner
・Kopfsalat rotに黄色いインゲンをのせました(バルサミコと粒マスタードのドレッシング)
いんげん豆は今が旬のようである。朝市に行くと、緑だけでなく、黄色いんげん、黒紫いんげん、黒紫と緑のまだらいんげんがこんもり積んである
チェリートマトドライトマトのスパゲティ
・牛肉のグリル(塩と黒胡椒のみ)

Dessert
・Mövenpickのバニラ
・シュバイツ・チェリー
→スイスのサクランボは食べていると手が黒紫でどっぷり汚れてしまうほどジューシー。
・コーヒー

Drink
・Löwenbrauのビール
・ヴォー州のワイン

いろいろとたくさん話をして、デザートも終わってそろそろお暇なのかなとおもっていたら、Christophがうちのすぐそばに外で飲めるバーがあるんだよというので連れて行ってもらう。なんとHelvetia Platzの横の広場にいくと、すごく人がたくさんいた(午前0時)。夜なのにペタンクやら卓球に興じている人がおり、アルコールを飲み、楽しそうにしている。バーは小さい映画館に併設されている小さなもので、こっちでは、映画館には必ずバーが併設されていて、そこが待ち合わせの場所になっているのだとのこと(駅では大きな時計がMeeting Point)。天気もよく、風もなく、カラッとしていて外で飲むのにはもってこいの夜中でした。