スイス全土がどうなのかは全く持ってわからないけれども、Zürichの街には全くと言っていいほどゴミが落ちていない。Strasbourgで見かけた犬のUNCOもない。

街はそこかしこに小さな清掃車が走り回っており、おそらくZürichで雇われている人が竹箒をもってせっせと掃いている姿をよく見かけるので、常に掃除をしているというイメージがある。また、緑地がすごく多いので、実際、アパートメントから徒歩5分圏内に大きな緑地が3つもあるのだ、その芝を刈る機械と人、落ち葉を拾うための車と人が結構な頻度でやっているのだ。

それから、話を膨らませるとゴミの分別も素晴らしく完璧である。
Züri Sackeという、17Lか35Lのゴミ袋がありこれに普通のゴミは入れて、各アパートメントの前に蓋つきのゴミ箱があるのでそれに入れておけばよい。後者しか購入したことはないが、まあ、10枚で20.40CHF。1枚200円強。

紙箱、段ボールや卵のパック(紙製)は月に一度回収があるので、アパートメントの前に出しておけばよい。
新聞などの紙類は隔週に一回回収があるので、同様にアパートメントの前に出しておけばよい。

ペットボトル、牛乳のパック(紙ではないもの)、電池、電球、などは、なんとなんとスーパーの中に回収場所がある。

さて、こちらの方のおじさま方の太鼓腹をみるとやはりビールをたらふく飲んでいるのだろうなと、想像せずにはいられないし、そのビール缶や瓶はそれこそ大量だろうと思うのだが、その、ビールの缶や瓶、ワインの瓶は一定区間に捨てる場所が設置してあるので、そこに捨てればよい。缶、緑色の瓶、茶色の瓶、透明の瓶とわかれている。

それからそれから、犬のUNCO。これもZürichがUNCOを入れる用の赤い袋をゴミ箱をかなりの数設置している。

消費税が7.6%(食料品は2.4%)、ゴミ袋が1枚200円強、さて、これを高いと思うか安いと思うか、なのだが、ゴミを捨てる側がゴミの分別にストレスを感じない、街の中にも結構ゴミ箱があるので、捨てるのに困らない、犬のUNCOで運をつけることもない、街がきれいである、ということを考えると、妥当であるのかな、と思う。