16日

計画停電:12:50〜16:00

図書館へ再び向かう。群れる馬は車社会であり、ひとり一台社会であり、いつも以上に車が多い気がした。そしてざわざわ。一方、私は、ゴールデンとは名ばかりのぺぇぱぁドライバーであり、愛すべきマウンテンバイクが私の足、あ、あと私自身のあしも、足、そして考える葦でありたい、である。で、図書館には「野間文庫」として図書がたくさん入っていた。嬉しい。ここは、坂口三千代さんが坂口安吾との阿鼻叫喚の暮らしをその「クラクラ日記」で記した地でるあことも去ることながら、雑誌王の野間清治の生誕の地でもありまして、毎年「野間文庫」と称して講談社出版の本当に色々な書物がどわーっと入っているようだ。背表紙下には「野間」とシールが貼られている。それから地元で一番多く本を取り扱っている書店に向かう、(ちなみにもうひとつ市内に展開しているオサレ書店は、くらくらするほどの品揃えのひどさ)で、書店の建物は非常に安普請の作りなのか、すごい揺れていた。大丈夫か。その後、スーパーに寄ったら、あらま、ぶりのアラが大量に入って安いのでありまして、それを購入して、明日、農協で大根を買って、ブリ大根か?いや、お弁当に大根の煮物系は、デンジャラス・スメルになるので、ブリだけで炊くか?いや、むしろ、お弁当にブリのアラ炊きを入れることこそがアウトサイダー・BENTOなのか、などと思って、保存食は被災地へ回ってくださいませよと思いながら、いつも以上に強いからっ風にひいひい言いながら帰途につく。