27 Kantonen

自分の話し方と人の話し方は違うものなのですが、自分が今まで住んでいてところから別のところにやってくると、その方言に「!!!」となったり、あるいは「・・・」となったりもします。ここの上州弁は未だにわかりませんが、ただ、会話のその語尾が、「・・・なんだろぅ」、というのをよく耳にするのですが、おっかね、という感じだけはします。

私の地元は福岡県に囲まれたところの土地なので、地元より西の人が使う言葉ともまた違うのでこれまたやっかいであります(佐賀の人が歩いた後はぺんぺん草も生えんとばい、つまりは、佐賀の人はけち)。向井秀徳はそのバンドで「せからしか」と歌っておりますが、これは博多弁でいうところの「しゃあしか」、標準語でいうところの「鬱陶しい」、つまりは「うざい」に近いかと思われます。しかしながら、「せからしか」が身体に叩き込まれている身としては(でも「せからしか」も「しゃあしか」もほとんど使ったことないのですが)、「しゃあしか」、「鬱陶しい」とは意味がちょっと違うんだよなあと思うのです。うまく言えないけれど。ちなみに向井秀徳の前バンドの曲で歌詞に出てくる「カチガラス」は「カササギ」の事で、かつ、ねじまき鳥クロニクルのねじまき鳥で、佐賀の県鳥なんでございますよ。鳥栖から佐賀へ向かう高速道路に、カチガラスが県鳥であることを示す標識がある、というのは、どうでもいい情報です。


格好いいなあ。