おつかい

海のない県の、近辺では日本での日中最高気温をたたき出す地域の、それはそれは暑い夏に、南国出身の私ですらうんざりしています。気温も高いけれどポルトガルギリシャギリシャでカメラを壊した!)だって高いのだけれど、なんといっても湿度がこれまたあなた、ひどいのよ、マンデル、マンデルのところも同じくらい、いやもっとすごいのかな、なんて私信。毎日の掃除も汗がたっぷりでるので、これは素っ裸で掃除をして、のち、シャワーなどを浴び、さっぱりしたところで、洋服を身につけるというのがいいのではないかとも思いましたが、そこは理性が働くので、ちゃんと洋服を身につけて掃除をしています。
日常の買物をされる方は、こっちではこれを買って、こっちではこれを買うといった、お店の使い分けをなさっているかと思われるのですが、わたしもそうでありまして、野菜とお米と卵はもっぱらJAで購入いたしております。家のお米が減ってきたら玄米2kgを精米してもらって(今のところ白米の美味しさに浸っている時期)、野菜は作った方々の名前が金額と共にシールで貼られてあるのがゴロゴロとしているのを手に取り、ああ、トマトで言えば、「今日もルイ子さんのトマトは美味しそうだ」と思いながら買ったりしています。白ネギは切り口がまるでアロエのようにとろっとしている、ノムラさんの、とか。安くて新鮮で、そしてたまに、西洋野菜もゴロッとあったりするので、面白いです。ただ、パクチーがない。
で、買い物の時は、うちの冷蔵庫は私が一人暮らしをしていた時のもので、しかも2年間実家の倉庫を耐え忍び、壊れることなく使えるので、新たに買う必要もないのですが、如何せん小さめなので、あまり買いすぎないようにかごバックを持って行くのですが、JAの帰りにお茶屋さんにいって、夏はほうじ茶を冷やして飲むのがすきなので、ほうじ茶の葉を買うのですが、そこのおばあちゃんが。
わ:「夏は冷やしたほうじ茶がおいしいですね」
お:「すみません、耳が遠いもので、、、、」
わ:「なつは、ひやした、ほうじちゃが、おいしいです、ね。」
お:「あああああああ、それはそれはおいしいですよー。あなた、おつかいですか?」
わ:「はい。ごぜんのうちに、かいものを、すませます。」
お:「(うんうん)あついですものねぇ。どこでかってきたの?」
わ:「じぇい・えーです」
お:「あ、いちば、ね。あそこは、やさいが、おいしい、ものねぇ。」
といった、会話をして、なんだか、遠くまできたなあ、という気分になります。なぜだかは分からないけれど。でもこのおばあちゃんは、近くのJAに行くのもちょっと難しいのかもしれないともうくらい、ひとつひとつの動作がぶるぶる震えているので、心配です。以前はちょっと遠くのお茶屋さんに買いに行っていたけれど、こっちのほうじ茶もまたちょっと違った味で美味しいので、おばあちゃんのお茶屋にお世話になろうと思いました。