夫の人が日本にいたときにおフランスから交換留学生でやってきたBeber君(ベベアなんだけれども、実際には、ベベハァッというrの部分の発音は喉鳴らしでハァッとなる)。それも2年くらい前であり趣味はジャグリングでありそしてフランス男だからなのか、そうなのか?どうなのか?はわからないけれどもクレープをふるまってくれたらしくそりゃあそりゃあ美味であり飲んだくれて帰れなくなったときは夫の人の部屋に泊まったりしていた。
留学期間が終了し夫の人は何度かメールを送っていたのらしいが連絡がとれず、そしてそのうちにお互いとも使っていたメールアドレスを無効にしてしまい、ますます連絡はとれなくなり、はたまたBeber君という存在さえ彼方の向こうになってしまった状態であったのがつい最近まで。
ところが、Beber君があらゆる手段を尽くして夫の人の職場のメールアドレスにある日突然メールを送ってきた。今までの連絡が途絶えていたことに対する謝罪とその間の出来事について吐き出すように長文。
彼は留学のあと、おフランスの大学に帰り研究を続けていく中で研究の道が自分には不向きだという結論に至り、それでは、ということで、小さいころからの夢であったパイロットになることを決意したんだそう。この航路変更さよ!おフランスの航空会社でパイロットになるべく試験を受けたところ見事合格。すんなり合格してしまうあたりがなんとも。今はいろんな訓練やお勉強の真っ最中。飛行訓練が終わったら数年間はおフランス国内のみでのフライト、その後は世界各国をフライトするんだそうだ。ジャグリングが趣味のパイロット。


solo flight with stupid glasses