ハイキングの準備は整っているものの、外の気温は5度以下であり、先々週に行ったハイキングにおいては下界では雪が降っていないのだが、少し標高が上がるだけで霧がむんむんかつ雪が積もっており、もうはやハイキングは厳しい季節になってきた匂いがぷんぷんするので、日曜日はお店がほとんどしまっているし土曜日のあのBahnhofstrasseのヒステリックな人ゴミ(Tokioに比べればなんのこと、ですが)はなかろうということで家からぷらぷら歩いて旧市街あたりをこれまたぷらぷらしようということになった。

家から歩いて少しすると、年配の夜の蝶が舞う夜の街でNotorious(この表現ばかりだ)な通りがあるのだが、そこの路地を入るとレコード屋さんを見つける、Rec Recというお店。もちろんお店はしまっているので、外からガラス越しに眺めるだけなのだがそこに飾ってあるCDやレコードが何ともいえずつぼなお店でありまして、続けてぽけーとみていると、面白いものを発見。おお、The Ornette Coleman QuartetのThis is our musicですなあ、と思っていると、ジャケットの写真にOrnetteがいない、よくよく見てみると、全く違うグループのレコードのジャケットなのでした。愉快です。この方達のことを全く知らないのですが、例によってワールド・ワイド・ウェッブで調べてみると、格好良い音楽を作ってらっしゃる方々です。このThe Universal congress ofのThis is Mecolodicsですが、辞書を調べても載っていません。はて、何であろうかと考えますに、まずジャケットがThe Ornette Coleman QuartetのThis is our musicの模倣(パクリ、とも言います)であることをふむむと考えると、Ornette Colemanが提唱した理論がHarmolodicsであり、これをまたもじって彼らなりの理論、Mecolodicsと名付けたのでは、、、と勝手な想像をしてみました。はたしてどうなのやら。

This is our music / The ornette coleman quartet

 This is mecolodics / The universal congress of

 The revolution will not be computerized / Naruyoshi kikuchi dub sextet

さて、HarmolodicsについてはGeorge Russellの提唱したThe Lydian Chromatic Conceptくらい、その言葉を知っているだけで、その内容は例によって例の如くよく知らないので、ワールド・ワイド・ウェッブで調べられるとよいかと思います。

あと、元気にやっています。