Labour’s Day (It’s DEMO)

Zürichのメーデー
ラボの、会話をしていると背が高すぎて私の首が悲鳴をあげる、Christofが、この日は、デモ行進があるんだぜ。で、外にでても危険はないよ。移民がたくさん住んでいるところは、警察とファイトするんだ。ただ、マスコミはファイトの部分だけを放映するからどこでもそうなっていると思われがちなんだ。やれやれ。といっていた(なぜかマイルス語に変換してしまう)。

デモを眺めにBahnhofstrasse方面へ歩いて行く。すると、天気がどんよりした中、音楽を鳴らしながら、デモ隊が行進を行っていた。

行進はチューリッヒ湖で終了。デモ隊が去った後は、何のあとくされもなく、二人乗りの清掃車が何度も往復していた。とてもシュールである。この清掃車はチューリッヒのいたるところで見かける。

デモ隊が去った後の、珍しく誰もいないBahnhofstrasseのGLOBUS前の広場。緑が美しい。

チューリッヒ湖の広場では、デモ行進を終えた、あらゆる労働者、あらゆる移民がたくさんいた。この日はこの場所にトラムも入れないようになっているので、道路には老若男女がごろんと寝そべったり、真剣なんだかのんびりしているのか、ゆるさがいいのかもしれない。また、ステージも設置されていて、そこでは、素晴らしき髭をこさえたおじさんがアコーディオンで弾き語りをしていた。福岡でいうところのオクムラユウスケさんをさらにあくどくしたような、小さい子は泣いてしまうような声色とリズムと音であった。聞いていておっかないという印象だった。

それから、移民がたくさん住んでいるLangstrasse付近の広場では、チューリッヒ湖付近とは様相が一転。音楽がガンガン鳴り、警察が大勢いて、楯(丸い楯)を持って広場を背にぐるりと取り囲んでいた。人々もそれをさらにぐるりを囲んでそこに大勢いた。ひりひりするような、そして一触即発という空気だった。ここが警察とファイトする場なのだろう。