降り立つ

齢28にして初めての海外が同時に生活をする場となり、この日に到着。

シンガポール経由の旅。
シンガポールのCHANGI空港はトランジットのお客様のための空間、無料の映画館、トランジット用のホテル、スポーツクラブ(実際にしている人がいました)、食事、お買いもの、お買いもの、お買いもの、、、とにかくたくさん。そして、いわゆるデザイナーズ家具というのでしょうか。ターミナル3にはそういった椅子やら机やらオブジェやらがそこかしこに設置されている。ただただ、呆けているだけでも時間は過ぎていくのでした。

午後6時以降になると、わたくし、銃に詳しくないのでよくわかりませんが、長い銃を手に携えた迷彩服を着た軍の方々が警備についていた。

一方、Zürich空港はCHANGI空港の南国的なゆったり感は全くなく、とても機能的な空港。緩いカーブ、というものはなくすべてが直線直角。入国チェックは夫の人が済んだら、私は何のチェックもなく、「コニチワ!」と言われただけでした。


さて、シンガポール31度の世界から、ひとけた台の気温の世界へ。初日の印象は、現在のチューリッヒ湖周辺の人の多さからは考えられないほど、ひっそりした寒々しい風景だったのは、今でも本当かと疑いたくなるくらい。